Building Construction Management Lab at UT

曲げるパビリオン

M2(3?)の淡路君が修士研究のパビリオンを制作しました。4mmのラワン合板につないだワイヤーを引張ることによって弾性変形で曲げ、複雑な二次曲面からなる構造物を制作しました。

パビリオン全景


上に凸と下に凸の曲率の大きな曲面が繰り返されることでどの部分でも一定のライズを確保でき、構造的に強い形態とした。これにより各部分が張弦梁のような構造となり、4mm合板という薄い材で約7mのスパンを飛ばすことができました。

パース


ワイヤーを巻き取る道具として、自作したワイヤー巻き取り機もつくりました。これで張力を入れていくことで、非熟練技能者でも複雑曲面を作ることができる構法を採用しています。具体的には、巻き取り距離を巻き取る位置毎に定めています。

ワイヤーを巻き取る様子

ワイヤー長さ、ユニット番号、接点番号は自動で算出してプリントしています。600枚ほど切り抜いて、3枚ずつ3つ矢のユニットにしてボルトで留めてワイヤー引っかけて引っ張ってます。

加工データ


施工後にワイヤーの張力を調整することで全体形状を変形させる試みも行ないました。

ワイヤーの張力を弛緩させた場合の形状の変化
内観
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