Gondo Lab at UT

解体祭

2023年度夏学期の大学院スタジオでは、広島県三原市佐木島にある3棟の空き家について、解体を前提として建物の調査を行い、クリエイティブな解体方法を提案しました。2023年9月に、解体祭と称して実際に解体をしてきたのでその様子をご報告します。解体祭のアイディアや企画は二瓶君がメインで進めました。

スタジオでは下の3棟の空き家(空き小屋)を対象としました。9月に解体を下のはNo.1と書かれた農機具小屋です。

これは農機具小屋を対象としたグループが、小屋がどのような部材から構成されているかをまとめた図です。

どのように小屋が使われていたのかといった記録を残すため、内部のモノにも着目しています。

解体祭の様子です。小屋がどのように使われていたのか所有者のご家族らにお話を聞いてから、手作業で丁寧に解体していきます。

過剰とも入れる手間をかけることで、多くの人が建物に触り、建物の状態を変えていき、話を聞くことによって由来を知ります。

解体した木材は綺麗に梱包してみんなで運びます。部材の重さをしっかり感じます。

海まで来ました。

ここから木材は島の反対側まで船で運ばれます。ホラ貝がなっているので是非音声オンでお楽しみください。島の反対側ではこの後、河野さんがやっているレッドドットスクールの国際ワークショップで解体材を使った創作が行われました。なお解体祭にはこのワークショップ参加者、東大の学生以外に広島大学の方々も多数参加していただきました。

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