東京大学建築生産マネジメント寄付講座 連続レクチャー「つくるとは、」では、建築などに関わる様々な立場から「つくる」ことに人生を捧げる実践者をお招きして、レクチャー&ディスカッションを行っています。テーマに興味のある方は、学生社会人に関わらず、どなたでもご参加いただけます。
– – – – – 第14回レクチャーのお知らせ – – – – –
【レクチャー概要】
連続講義「つくるとは、」は今回で14回目を迎えます。本回のテーマは「つくる × 解体」です。解体という行為に各々の意味を見出す二人のゲストをお迎えします。”家の最後に立ち会い、そのユニークさや価値を再定義し、解体しながら制作し、制作しながら解体する”持田敦子さん、そして、手ばらしの解体職人として20年を生き”解体とは活かす仕事だ”と語る山口翔さんです。レクチャーとディスカッションを通じて、つくること、壊すことについて考えを深めてみたいと思います。
【日時】
2025年 2月7日 金曜日 19:00-21:00
【開催方法】
お申し込み時に、オンライン参加・会場参加を選択してください。
①オンラインZOOM・無料・18:50よりアクセスいただけます。
②現地開催:白山倉庫(東京都文京区)・18:40より開場いたします。
会場は定員になり次第締め切らせていただきます。オンライン参加の制限はございません。
【登壇者】
持田敦子(アーティスト)
山口翔(解体職人)
【ファシリテーター】
河野直
【ゲストプロフィール】
<持田敦子>
東京都生まれ。長野県大鹿村在住。2018年東京藝術大学 大学院 先端表現専攻修了、バウハウス大学ワイマール 大学院Public Art and New Artistic Strategies修了。平成30年度公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてドイツ、シンガポールにて研修。プライベートとパブリックの境界にゆらぎを与えるように、既存の空間や建物に、壁面や階段などの仮設性と異物感の強い要素を挿入し空間の意味や質を変容させることを得意とする。
▷解体 / Unbuilding
<山口翔>
浅草生まれ浅草育ち、義務教育は1年間のみ。15歳で浅草の老舗解体工事会社に入社。『解体とは解くことで破壊ではない、生かすことが解体の根源だ』という教えに感銘を受け11年在籍したのちに、手ばらし解体の職人として独立、現在職歴20年。解体に対する世間一般のイメージは、[解体=破壊] [解体道具=重機] [解体技術=力]。しかし解体とは本来、生かす為に解く技術であり、モノを想う心なくして得れない技術である。私の中にある古い職人達に叩き込まれた古い技術や想いは宝物であり、それを誰かに伝えて継承していきたいと解体人生を生きている。
【主催】
東京大学建築生産マネジメント寄附講座・権藤研究室
【お申し込み】
下記のフォームより事前登録をお願いします。フォーム申し込み後に表示されるURLの保存をお願いします。そちらからズームアドレスなどの最新情報をご確認いただけます。
【注意事項】
・フォーム記入後、個別の受領確認メールは届きませんので予めご了承ください。
・状況により事前登録を締め切る場合がございます。
・開催前日などに、参加者の皆様へのメールを通じた一斉連絡も行っておりますが、昨今gmailのセキュリティ強化により一部のアドレスにメールが届かない事案が発生しております。そのため、フォーム申し込み後に表示されるURLを必ず保存いただき、そちらから最新情報をご確認いただきます様お願いいたします。
【お問い合わせ】
お手数ですが、上記フォームからお問い合わせください。返信には2-3日いただく場合がございますので、予めご了承ください。
それでは、みなさまのご参加をお待ちしております。
連続講義「つくるとは」 ディレクター
河野直
<お知らせ>
書籍「建築をつくるとは、」好評販売中です。この度、韓国での翻訳出版が決定しました。Architect as Makerとしての生き方、働き方を世界へと伝える機会にできればと思います。