2023年10月13日
京都大学の前田昌弘先生のレクチャー『環境との協同で災害を生き抜く』の記録を公開します。
津波後のスリランカのリロケーションや、東日本大震災後の移転住宅地を対象として前田先生が行ってきた研究の紹介ですが、そこに移り住んだ人も、そこで初期設定としてつくられた環境も、どちらも変わりながら、その間の交感のルールや仕組みも徐々にできあがりながら、全体として災害のような大きなショックから日常に戻していく、みたいな内容で、計画しきれないという意味では計画学の限界でもある一方、計画学が蓄えてきた方法のレパートリーのどれかは効くなという希望も抱かせるレクチャーに仕上がっております。是非。